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UL Solutionsが認証マークのデザインを変更したのはなぜですか?
UL Solutionsでは、1つの製品に対し提供されている複数の認証をより洗練された簡潔な方法で示す必要があることを認識していました。弊社は、認証の適用範囲と対象地域をより明確で分かりやすく伝える柔軟で体系的なアプローチを確立するために、エンハンストおよびスマートUL認証マークを導入しました。また、この変更に伴い、透明性の高いプラットフォームを導入することにより、認証情報へのアクセスがより容易になりました。
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この変更にはどんな利点がありますか?
いくつかの利点があります。
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エンハンストおよびスマート認証マークシステムは、製品に関するより明確で詳細な情報を求める市場のニーズに応えるものです。
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マークの情報は、UL Solutionsが提供するサービスよりも、製品が取得した認証に焦点を当てています。
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お客様は製品上の表記スペースをさらに有効活用できるようになります。
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販促用バッジは、お客様が自社のUL認証について訴求する際にご使用いただける有効な手段となります。
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どのタイプの製品にエンハンストまたはスマートUL認証マークを付けることができますか?
リスティング、クラシフィケーションおよびパフォーマンスベリファイド(性能検証)の製品の大部分で、エンハンストまたはスマートUL認証マークを使うことが可能です。レコグナイズド・コンポーネントは対象外で、引き続き、既存のULレコグナイズド・コンポーネントマークを使用します。
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エンハンストおよびスマートUL認証マークの導入期限は設定されてますか?
UL Solutionsでは、エンハンストおよびスマートUL認証マーク並びにバッジシステムにできるだけ早く移行することを推奨しています。移行期間中は、市場流通する製品は、ULリスティングおよびクラシフィケーションマーク、並びにエンハンストおよびスマートUL認証マークを貼付したものが共存する状況となります。
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エンハンストまたはスマートUL認証マークのデザインを使用するには承認が必要ですか?また、UL Solutionsによるレビューにかかる費用はどのくらいですか?
UL Solutionsでは、弊社の他の認証マークと同様に、エンハンストまたはスマートUL認証マークが使用される前に、そのデザインをレビューします。このレビューはMarks Hubを通して行われます。お客様に費用はかかりません。
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製品に既にエンハンストUL認証マークを使用している場合、QRコード(スマートUL認証マーク)を付けるための追加費用はかかりますか?
スマートUL認証マークまたはスマートバッジをUL認証製品に付ける際に、UL Solutionsから追加費用が請求されることはありません。スマートマークとスマートバッジは、エンハンストマークおよびバッジシステムのオプションとなります。ラベルにQRコードを追加する場合の印刷費用につきましては、ラベル・サプライヤーに直接お問合せください。
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UL Solutionsは、スマートUL認証マークの記されたラベルを提供しますか?
UL Solutionsが提供するスタンダードラベルには、スマートマークは表示されていません。ただし、スマートマークを使ったコンビネーションラベルやカスタムラベルの作成は可能です。
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エンハンストまたはスマートUL認証マークへの切り替えはどのように行われますか?
Marks Hubを通して適切なアートワークを作成した後、UL Solutionsのレビューと承認を受けます。UL Solutionsからマークの構成に対する承認が得られると、エンハンストまたはスマートUL認証マークの利用を開始することができます。その後、お客様はアートワークをダウンロードしてオーソライズド・ラベル・サプライヤーにラベルを発注するか、自社のラベリング技術を用いてアートワークを施すことができます。
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エンハンストまたはスマートUL認証マークの実装には、合計でどのぐらいの費用がかかりますか?
お客様側では、現在使用しているULリスティングまたはクラシフィケーションマークを、エンハンストまたはスマートUL認証マークに置き換える作業のみ発生します。なお、新しいマークヘの移行に伴い、内部費用が発生する可能性はあります。
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エンハンストまたはスマートUL認証マークの使用に関連するランニングコストの概算はいくらでしょうか?
ランニングコストは、どのUL認証マークを使用する場合でも同じです。エンハンストまたはスマートUL認証マークにだけ発生する費用というものはありません。ラベルにQRコードを追加することで印刷費用に変更が生じるかという点につきましては、ラベル・サプライヤーに直接ご確認ください。
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スマートUL認証マークおよびバッジのQRコードをスキャンすると、ユーザーはどこにアクセスすることになりますか?
QRコードは製品固有のものであり、UL SolutionsがMarks Hubで維持管理する詳細な公開版の製品認証ページに直接リンクが貼られています。
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デスクトップ版とモバイル版の製品認証ページでは、何を確認できますか?
内容は、認証製品についてUL Solutionsが保持する情報の種類に応じて異なりますが、製品認証ページには通常、次のものが含まれます。
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ULマークまたは販促用バッジのサンプル画像
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製品がUL Solutionsによって認証されたことを示すステータスインジケーター
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製品の製造業者名
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製品の認証基準となったCCN(複数の場合あり)
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製品固有のID(ファイルナンバー)
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この固有のID(ファイルナンバー)にまとめられている認証製品のモデル名のリスト(該当する場合)
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企業または製品のウェブサイトへのリンク、企業ロゴおよび製品画像、並びに製品に関する詳細情報の問い合わせ先など、お客様が提供した情報
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お客様が製品に関連して公開を希望する他の文書
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製品の認証に関する詳細はすべて、現時点で弊社が入手できる公開データに基づいています。製品認証ページで提供される情報は、デスクトップ版とモバイル版のページで違いはありません。
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デスクトップ版またはモバイル版の製品ページは誰が閲覧できますか? これらのページを見るには、何らかの装置やアクセス許可が必要ですか?
製品固有のIDを知っているすべての人が、製品認証ページのデスクトップ版を見ることができます。モバイル版の製品ページについては、QRコードリーダーが付いているスマートデバイスがあれば、どなたでもその情報を見ることができます。デスクトップ版またはモバイル版の製品ページにアクセスするにあたって、特別な許可は必要ありません。
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製品認証ページに記載されている内容の作成、編集、および承認は誰が行いますか?
製品認証ページには、固有のIDと、お客様が提供した他の情報に基づいて、製品に関連するUL認証情報が自動的に追加されます。UL Solutionsでは、スマートULマークまたはバッジに表示されている固有のID(ファイルナンバー)、CCNおよび他の情報が正確であることを確認してから、それらの情報または製品認証ページの承認を行います。お客様は、製品に関連した追加情報、企業のウェブサイト、企業のロゴ、製品画像などを提供し、これらの情報の正確性について責任を負います。
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販促用バッジとは何ですか?
このバッジは、お客様が自社製品のUL認証を訴求する際、任意で使用できるツールです。バッジは、パッケージング、マーケティング資料、ウェブサイトで使いやすいように設計されています。
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UL認証マークは引き続きプロモーションの目的で使用できますか?
いいえ。UL認証の訴求により適しているのは、販促用バッジです。
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従来のULリスティングまたはクラシフィケーションマークが貼付された製品の販売促進に、販促用バッジを使うことはできますか?
いいえ。バッジはエンハンストおよびスマートUL認証マークへの移行が完了した製品の販売促進にのみ使用できます。
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マーク情報はどのように決定されますか?
マーク情報は、UL Solutionsが提供した認証のタイプに基づいており、UL認証の適用範囲に関する詳細を市場に伝えることを目的としています。
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マーク情報はどのような順序で掲載されますか?
一般に、マーク情報は認証属性で始まり、必要な国名コードが含まれ、固有のID(提供されている場合はファイルナンバー)で終わります。認証プログラム、および、特定の認証スキームの規制要件により、例外が適用される場合もあります。
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エンハンストおよびスマートUL認証マーク、並びにバッジシステムでは、どのような属性が利用可能ですか? その情報を変えることはできますか?
属性の定義には、以下のテキストを使用する必要があります。属性のテキストを以下のもの以外に変えることはできません。
属性 マークに記されるテキスト Energy(エネルギー) Energy Sanitation(衛生) Sanitation Functional Safety(機能安全) FS Health Effects(健康影響) Health Effects Marine(船舶用) Marine Performance(性能) Performance Safety(安全) Safety Security(セキュリティ) Security Signaling(信号) Signaling -
複数のファイルナンバーに対し固有のIDを使用することはできますか?
エンハンストまたはスマートUL認証マークでは、固有のIDとして使えるのは1つのファイルナンバーのみとなります。付加的な固有のIDを含めたい場合には、補足情報として含めることができます。つまり、該当する製品名の後に、固有のIDを括弧に入れます。
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エンハンストおよびスマートUL認証マークに適切な向きはありますか?
エンハンストおよびスマートUL認証マークの向きは、製品の認証を説明するために必要な属性の数と長さによって決まります。どのような場合でも、エンハンストおよびスマートマークは縦長の向きで使用することができます。モジュールに表示されるテキストの量によっては、横長のバージョンも使用可能です。
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マーク情報と補足情報の違いは何ですか?
マーク情報は、UL Solutionsが認証した製品のさまざまな属性を示しています。補足情報は、使用条件、製品の定格、または製品の規制上の受け入れに必要な情報を記した追加の詳細です。
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国名コードは何を表していますか? どのようにして決められますか?
このコードは、製品の認証にどの国の要件が用いられたかを表すものであり、ISO 3166-1:2013に基づいています。
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製品が米国の要件のみに従って認証された場合でも、国名コードは必要ですか?
この点は、その特定の製品カテゴリーの要件に応じて異なります。必要な場合には、国名コード「US」を使用します。
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分類情報はエンハンストおよびスマートUL認証マークのデザインのどこに表示されますか?
分類情報はエンハンストまたはスマートUL認証マークに隣接して、付加的な認証マークとして表示されます。
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エンハンストおよびスマートUL認証マークで、ファイルナンバーを固有のIDとして使用したのはなぜですか?
ファイルナンバーを固有のIDとして使用することにより、市場の誰もが、 Product iQTM から製品の認証に関する情報を取得して、検証することができるためです。
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マークで使用するテキストを「Certified」(サーティファイド、認証済み)に変えたのはなぜですか?
「Listed」(リステッド、リストに掲載)および「Classified」(クラシファイド、分類された)という用語は、米国向け認証と強く関連付けられています。「Certified」は世界中で理解されやすい用語であり、グローバル市場での使用に適したマークになります。
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「Certified」を使用すると、リスティングとクラシフィケーションが同等のサービスであるかのように受け止められる可能性はありませんか?
製品にULマークが貼付されている場合、それは代表製品サンプルが該当する条件を満たしているとUL Solutionsが判断したことを意味します。クラシフィケーションサービスでは、UL Solutionsは製造者が次の1つ以上の項目について、ULの要件に準拠した製品製造能力を実証したかどうかを判断します。
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特定のリスク(事故、火災)
特定の条件下での性能
規制基準へのコンプライアンス
国際規格など特定の規格へのコンプライアンス
UL Solutionsが定めた他の条件
UL認証は、製品がガイド情報に記載された要件を満たしたことを意味します。「Classified」の製品の場合、認証の詳細は、クラシフィケーション・マークに似た、付加的な認証マークによって示されます。
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一部の製品で製品名を要求しなくなったのはなぜですか?
一部の製品では製品名が使用されなくなりましたが、これは追加の情報がなくても、製品の使用目的とタイプが明らかであるためです。製品名が製品の受け入れ基準として使用される場合には、引き続き製品名が必要となります。
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UL Solutionsが発行するコントロールナンバーは引き続き必要ですか?
エンハンストまたはスマートUL認証マークを使用する場合、コントロールナンバーはプライベートラベル(マルチプルリスティング)製品でのみ必要となります。現在コントロールナンバーが割り当てられている既存のお客様には、コントロールナンバーを、エンハンストまたはスマートマークと組み合わせて補足情報として使用するオプションがあります。
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現在の一部の製品には、4エレメントのフルマークが付けられていません。これらの製品には、何を使用するべきですか?
現時点で4エレメントのフルマークを付けていない製品については、引き続き「簡略化」(省略表記)されたマークをその製品に刻印、鋳造または成型し、最小単位のパッケージにUL認証のフルマークを付けることになります。
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エンハンストおよびスマートUL認証マークで、部分的なULマークとは何ですか?
エンハンストおよびスマートUL認証マークでは、「CERTIFIED」という語句を含んでいる部分が基本認証マークとなります。完全なエンハンスト認証マークは、この基本認証マークと、説明となる属性情報、国名コード(必要な場合)および固有のIDで構成されます。
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マーク情報は、英語以外の言語に翻訳されますか?
認証方式または規定により定められている場合、マーク情報を英語以外の言語に翻訳することができます。基本認証マークの「CERTIFIED」という語は登録商標の一部であるため、翻訳されません。
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規格情報をエンハンストおよびスマートUL認証マークと組み合わせる必要がある場合、どこに配置できますか?
規格情報はマークに隣接する補足情報として記載されます。ただし、マークの一部にはなりません。
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一部のプログラムで、エンハンストおよびスマートUL認証マークを使用して、安全性以外の特徴を認証しているのはなぜですか?
UL Solutionsでは、エンハンストおよびスマートUL認証マークに移行するにあたって、ULの文字が丸で囲まれた図柄を認証マークとして用いるどのプログラムでも、エンハンストおよびスマートUL認証マークが使用できるようにしました。
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製品名が必要な場合、エンハンストおよびスマートUL認証マークでは、どのように表示されますか?
製品名が必要な製品の場合、引き続き同じ製品名、シリアル番号、または発行番号を使用できるほか、該当する場合は、現時点で使用されている命名方法または製品の付加的説明を使用できます。
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Gas-FiredマークやPlumbingマークなど、特定の製品タイプまたは認証を指す既存のマークはどうなりますか?
弊社では、最終的にはそれらの既存のマークを廃止する予定です。ただし必要になった場合に備えて、これら個別のタイプの認証マークの代わりとなる属性の説明が作成されています。
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National Electrical Code ®(米国電気工事規程、NEC)は、ULの認証マークで「Listed」という語を使用するよう規定していませんか?
NECにおいて、「Certified」という語は、「Listed」および「Labeled」の定義を満たしています。米国電気工事規程2017年版のNFPA 70、Article 100では、次のように規定されています。
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Listed — 製品またはサービスの評価を行う組織(管轄当局認定)によって発行されたリストに含まれる装置、材料またはサービス。当該組織は、リストに掲載された装置や材料の製造に対する定期的な検査、またはサービスの定期的な評価を実施します。リストには、装置、材料またはサービスが、指定された適切な規格を満たしているか、または特定の目的に適していることを試験によって確認しているかを明記している必要があります。さらに注記には、「Listed」の装置を判定する手段は組織ごとに異なる場合があるとも記載されています。
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Labeled — 製品の評価を行う組織(管轄当局認定)によって発行されたラベル、記号または他の識別マークが付けられた装置または材料。当該組織は、ラベルを付与した装置または材料の製造に対する定期的な検査を実施し、そのラベルによって製造者は適切な規格を満たしていること、または特定の性能を有していることを示す必要があります。
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エンハンストおよびスマートUL認証マークで使用できる、最小サイズ、色の要件、適切な比率、および特定の文字フォントについて教えてください。
エンハンストおよびスマートUL認証マークの要件には以下が含まれます。
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ほとんどの場合、エンハンストマークの最小サイズは、エンハンストマークのテキストが判読可能であることを条件として5mmです。スマートマークで許可される最小サイズは13mmです。一部のホログラフィックラベルおよび非常に小さな製品の場合、マークはさらに小さくすることができます。
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印刷されたマークで許可される色は、黒と白です。
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エンハンストマークは、製品またはラベルに直接打ち出し加工することができます。スマートマークの場合、QRコードを正確にスキャンするにはドットパターンのコントラストが必要なため、打ち出し、刻印、または鋳造することはできません。
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エンハンストおよびスマートマークには、適切な比率とフォントが指定されています。Marks Hubでマークを作成すると、これらの比率とフォントが自動的に適用されます
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どのULマークでもそうですが、お客様がエンハンストおよびスマートマークの独自のバージョンを作成することは認められていません。
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製品にマーク全体がうまく収まらない場合はどうなりますか?
通常、ある製品にマークとモジュールの全体が収まりきらない場合、ULのシンボル(ULの文字が丸で囲まれた省略表記のULマーク、またはCERTIFIEDという文字が含まれたエンハンストマークの一部で構成される基本認証マーク)を使用し(収まりきる場合)、詳細なマーク情報は最小単位のパッケージに表示できます。製品にULのシンボルのみを使用して、詳細なマーク情報は最小単位のパッケージに記載する方法は、カテゴリー単位で許可されます。
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UL Solutionsでは、エンハンストUL認証マークの記された標準ラベルを提供していますか?
はい。エンハンストUL認証マークを使用した標準ラベルは、2013年9月に導入されました。この標準ラベルに関しては、既存のリスティングおよびクラシフィケーションマークからエンハンストマークへの移行が段階的に完了しつつあるところです。
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UL Solutionsでは、スマートUL認証マークの記された標準ラベルを提供していますか?
現時点では提供していません。
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エンハンストUL認証マークの導入後も、既存のリスティングまたはクラシフィケーションマークの記されたカスタムのラベルを注文できますか?
はい。カスタムのラベルは柔軟性を目的にデザインされているため、既存のULリスティングまたはクラシフィケーションマークでも、またエンハンストまたはスマートUL認証マークでも、注文することができます。
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カスタムのラベルはどのように調達できますか? どのプリンターを使用できますか? 社内で作成することはできますか?
お客様は引き続き、今までと同様にカスタムのラベルの調達と印刷を行えます。
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UL Solutionsは、特定の製品について引き続きホログラフィックラベルを採用しますか? それらのラベルにエンハンストUL認証マークを表示できますか?
はい。ホログラフィックラベルの使用が必要な製品については、今後もそれらを使用することができます。必要に応じて、ホログラフィックラベルにはエンハンストUL認証マークが記載されます。
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ラベルの材料の要件は何ですか?
ラベルに現在定められているのと同じ材料の要件が、エンハンストまたはスマートUL認証マーク記載のラベルにも適用されます。
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ラベルにはどのような情報が必要となりますか?
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一般に、UL Solutionsから購入する標準ラベルには引き続き、ラベル上のマークに隣接して、発行番号またはシリアル番号が記載されます。標準ラベルには固有のIDは記されていないため、固有のID(多くの場合はファイルナンバー)を、製品上のエンハンストおよびスマート認証マークに隣接した個所に補足情報として記すことが求められます。
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一般に、お客様が印刷するラベル、および成型または刻印されるマークには、固有のIDを含めることが求められます。プライベートラベル(マルチプルリスティング)製品でコントロールナンバーが必要となる場合、エンハンストおよびスマートUL認証マークに隣接した場所に配置します。必要な補足情報には、製品名(カテゴリー単位で必要)、コントロールナンバー(プライベートラベル製品の場合)、およびカテゴリー別に必要となる他の定義エレメントが含まれます。この情報は、エンハンストまたはスマートマークに隣接した場所に表示する必要があります。
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エンハンストおよびスマートUL認証マークでは、固有のIDとして使えるのは1つのファイルナンバーのみです。付加的な固有のIDを含める理由がある場合には、補足情報(該当する製品名の直後に括弧に入れたファイルナンバー)として含めることができます。
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エンハンストおよびスマートUL認証マークを製品の内側に記すことはできますか?
エンハンストおよびスマートマークを製品に表示することについての要件は、内側であれ外側であれ、変更されていません。これらは製品カテゴリーごとに定義されます。
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さまざまなマークの表示方法は、エンハンストおよびスマートUL認証マークでどのように移行されますか?
基板 移行オプション 製品上に直接打ち出し、成型または鋳造する場合 マークを成型、刻印および鋳造しているお客様は、引き続き、現在の型、押し出し型および打ち型を使用できます。お客様が新しい型や押し出し型を購入する場合または装置を一新する場合は、エンハンストUL認証マークのフォーマットに移行することを推奨します。スマートマークは、製品上に直接、成型、刻印または鋳造できないことにご注意ください。
お客様の側で移行の準備が整っており、ULのシンボルとして使用される基本認証マークのサイズが17mm未満であれば、お客様は引き続き、ULの文字が丸に囲まれたマークをULのシンボルとして自社の製品に成型、刻印および鋳造することが認められます。最小単位の梱包には、完全版のエンハンストUL認証マークを記載することが求められます。
お客様が現在、成型、刻印または鋳造によって作成される、完全なULリスティングまたはクラシフィケーションマーク(4つのエレメントから構成されるもの)を使用しており、完全版のエンハンストUL認証マークの使用が許可されているものの製品上に記すことができない場合、製品にはULのシンボル(できれば基本認証マーク)を使用し、最小単位の梱包に完全版のエンハンストまたはスマートUL認証マークを記載することができます。
カスタムのラベル お客様はいつでも、カスタムのラベル上でエンハンストまたはスマートマークを使用できます。 標準ラベル エンハンストマークの付いたラベルは、2013年9月に利用可能となりました。これらの移行済みラベルは、お客様に自動的に提供されます。 ホログラフィックラベル エンハンストマークの付いたラベルは、2013年9月に利用可能となりました。これらの移行済みラベルは、お客様に自動的に提供されます。 製品/パッケージに直接印刷されるもの いつでも利用可能です。許可されている場合には、基本エンハンストマークを製品に記し、完全版のエンハンストまたはスマートマークはパッケージに記載することができます。 ステンシル いつでも利用可能です。許可されている場合には、ULのシンボル(基本エンハンストマークまたはULの文字が丸に囲まれたマーク)を製品に記し、完全版のエンハンストまたはスマートマークはパッケージに記載することができます。 レーザーエッチング エッチングによるマークを使用しているお客様は、引き続き現在のマークを使用できます。可能な場合、UL Solutionsはこれらのお客様に対して、エンハンストUL認証マークのフォーマットに移行することを推奨しています。スマートマークは製品に直接エッチングできないことにご注意ください。
お客様の側で移行の準備が整っており、ULのシンボルとして使用される基本認証マークのサイズが17mm未満であれば、お客様は引き続き、ULの文字が丸に囲まれたマークをULのシンボルとして自社の製品に使用することができます。完全版のエンハンストUL認証マークは、製品に記すことが推奨されていますが、それができない場合は最小単位の梱包に記載することが必須となっています。
注記:特殊な表示オプションはすべて引き続き使用できます(配線やケーブルなど)。完全版のエンハンストまたはスマートUL認証マークは、最小単位のパッケージ、リールまたは梱包に記載します。
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現在、完全なULリスティングマークが製品上に成型または刻印されていますが、押し型や打ち型の交換や更新は予定されていません。エンハンストおよびスマートUL認証マークをパッケージに記載することはできますか?
はい。押し型や打ち型の更新には長い期間がかかる場合があるため、製品にマークが記されるようになるまでは、パッケージにエンハンストまたはスマートマークおよび販促用バッジを記載することができます。スマートマークは製品に成型または刻印できないことにご注意ください。
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エンハンストおよびスマートUL認証マークはどのサービスで使用されますか?
エンハンストおよびスマートUL認証マークは、欧州連合、中国、英国、日本、オーストラリア、コロンビア、カナダおよび米国向けの、ULリスティング、クラシフィケーション、およびパフォーマンスベリフィケーションの各サービスで使用できます。
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UL Solutionsはリスティングおよびクラシフィケーションサービスを廃止したのですか?
いいえ。これらのサービスは変更されておらず、実施されています。認証を示すマークのみが変更されました。
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Registered Firm Mark(登録工場マーク)は、エンハンストおよびスマートUL認証マークに置き換えられますか?
いいえ。登録工場マークは対象範囲外であり、影響を受けません。
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UL Recognized Component Mark(認定コンポーネントマーク)も将来的には変更されますか?
いいえ、認定コンポーネントマークは対象範囲外であり、影響を受けません。
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現地評価ラベルも変更されますか?
いいえ、現地評価ラベルは対象範囲外であり、影響を受けません。
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マルチプルリスティングプログラム(プライベートラベリング)では、どの固有のIDが製品に用いられますか?
プライベートラベル(マルチプルリスティング)認証の場合、リストに掲載されている複数項目に割り当てられたファイルナンバーが、エンハンストおよびスマートUL認証マークの固有のIDとして表示される必要があります。またその同じラベルに、ソース製造業者(リストの基本的な掲載対象)に割り当てられているコントロールナンバーを、エンハンストおよびスマートUL認証マークに隣接した場所に補足情報として表示する必要もあります。